ロクな日々

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help RSS 「female」見てきました。

  作成日時 : 2005/03/22 18:08  

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「female」試写会で見させていただきました。
原作を雑誌掲載の時から読んでいるので、それとの差を中心に述べたいと思います。
といいつつ、見ていない方、読んでいない方のために、ストーリーにはあまり触れないようにします。

最初の会社紹介?の後、エロティックな映画の王道?的始まりかと思ったら、それがダンスpart1。ダンスとしてはこのパートが一番長いです。切れの良さが印象的。

続いて『桃』。
全体を見終わってから振り返ってみると、この作品が一番原作と違っていたと思います。
原作を読んだ時、叙述トリック的な側面もあったり、後半も色々映画化が難しい点もありそうだけど、それにも増して前半は感覚的で難しいだろうなあと思いました。
「野生時代」2005年4月号の姫野さんのインタビューによると「わざとじゃなかった」そうですが、制作発表での「すごく映像化しにくいものを書いて、監督や脚本の人を困らせてやろうと思いました。」という発言が、小池真理子さんの「言葉で五感を刺激しながら、ビジュアルになったときにそれがそのまま表現できる形になればいいなと思って書いた」と好対照になって、色々取り上げられているようです。
篠原監督も「はじめはわけが分かりませんでした。姫野さんの「ツ、イ、ラ、ク」を読んでみて、初めて理解できるようになりました」と言っています(http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/output.php?number=1229)が、本作品は、中学時代の友人の関係など、どちらとも少々違っていて、独自の解釈を示していると思いました。
主人公の長谷川京子さんが(普通なら綺麗と賞されるのでしょうが)かわいく、中学時代を演じた伊藤恵理さんがこれまた良かったです。
そうそう、作品の冒頭で原作者の姫野さんが占い師としてカメオ出演しています。台詞もありますので、ファンの方は必見でしょう。

次が『太陽の見える場所までは』。原作を読んだ時点は、これは映画化向きだけど、意外にエロティックではないかもなあという気がしてました。
また主演が大塚ちひろというので、どの役なんだろうと思っておりました。
で、映画では、なるほどの、よりエロティックな設定で登場、キレた演技が楽しかったです。
石井苗子さん、片桐はいりさんは、正に脇を固める感じ。
最後が何か原作より終わったという感じがしました。
ところで、本作品では本当に車で走っているように見えるのですが、運転手がハンドルを切っていないのにハンドルが切れているシーンがあり、どうやって撮っているのかなあと疑問に思いました。
また往年のヒット曲が出てきますが、大塚ちひろさんは知っていたのでしょうか。
素朴な疑問2つでした。

三本目が『夜の舌先』。原作は全体としてはシリアスな話だと思うのですが、エロティックなシーンは例えば「淑女の雑誌から」のような感じで、この落差が興味深かったのですが、映画では、変わった登場人物や極端に平板な日常が描かれ、パワーアップされているように思いました。
それにしても主役の高岡早紀さんがベッドに横たわるだけでエロティック。
また、これ、どうなっているのよと確かめたくなるような映像も魅力の一つでしょう。

次がダンスpart2。今回は少人数でのダンス。映像的にはダンスパートで一番凝ってると思います。

その次が『天使のかかと』。原作名は『僕が受験に成功したわけ』。
原作には多少コミカル(照れ隠しでもある)でドラマティックな感じがありますが、映画ではみずみずしい印象の方が強いです。
それにしても友達のお母さんが大塚寧々さんのようだったら少年としては(少年でなくても?)困りますね。
ところで、少年役の森田直幸さんと、『桃』のかつての主人公は、同××(大したことないですが一応伏せます)なのも、興味深いです。
あと『female』はR-18だそうですが、『天使のかかと』はそうでもないので、出演した森田直幸さんなどはこの作品だけでも見られたのか、ちょっと気になりました。

最後の作品が『玉虫』。
こういう言い方をしていいのか分かりませんが、主役の石田えりさんがかわいいです。
途中に出てくる踊りでもいきいきしてます。
本作品は彼女のために作られたと言ってもいいくらいかもしれません。
ファンの方は必見(言われなくても御覧になりますね^^;)
助演男優の加瀬亮さんの役が意表をついてました。

で、最後がダンスpart3です。また多人数のダンスです。

全体の印象として、5本の映画はそれぞれ20分位の短編ですが、1本1本見ごたえがありました。
タイトルバックの記述の仕方も特に統一してないようで、それぞれが個性を主張しているような気がしました。
順番も悩ましかったようですが、落ち着くところに落ち着いている気がします。
強いて言うと重めの作品と軽めの作品が代わりばんこに来ます。
それにダンスパートが加わり、1本で6回おいしい(死語?)というところでしょうか。

原作も映画も短いので、映画化ってこうするのかという勉強になるような気がしました。
また私は原作を読んでから見ましたが、逆に原作を読んでいない方や、映画を見てから原作を読んだ方がどのような印象を受けたのか聞いてみたい気がします。

とりあえず、こんなところで。

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「female」感想
先日マスコミ試写会が行われた、初夏公開予定の映画「female」。 Jam Filmsシリーズ最新作『female フィーメイル』 (R-18指定) 〓「女性」... ...続きを見る
kazunoblog
2005/03/25 02:08

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
ロクさん 感想ありがとうございました。
TBさせていただきました。
kaz
2005/03/25 02:12
TB、ありがとうございました。
つたない感想で申し訳ありません。
追加試写会も決定されたとのこと。
まず、より多くの方に見ていただきたいと思います。
ロク
2005/03/28 08:55
「female」香港国際映画祭に出展されています。
http://www.hkiff.org.hk/hkiff29/eng/prog/show_detail.php?fi_code=041
ロク
2005/03/30 08:57

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